文・LoveBegin編集部
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バツイチシングルファーザーがFacebookとTwitterで出会い結婚した話!
今回は、東京の下町で離婚後、シングルファーザーとなったマサシ(42歳・男性・webエンジニア)さんが、
FacebookとTwitterが縁で、恋人と出会って再婚に向けてお付き合いされているという、お話「現実の葛藤の中で書き始めたブログの中から交際相手と応援団が現れた」です。
それでは、マサシさん、よろしくお願いします。
シングルファーザーの出会いは普通に皆無
住まいは密集地帯でミニ開発された、戸建の建売分譲住宅です。回覧板が回ってくる家は12軒です。
この中に、同世代のファミリーは3軒ですが、シングルファザーは私だけというシチュエーションです。
そうしたこともあって、コミュニティの中であまりうまく溶け込め切れない部分があります。
子供を通じての付き合いがメインですが、どうしても両親の揃った家との付き合いには、隔たりが生まれがちです。
そうした中で日々生まれて来る疎外感に悩むようになって、匿名で地域のブログを書き始めたのが5年前でした。
読み返すと、言葉使いは丁寧ですが、書いている内容にトゲトゲしさが感じられるのは、やはり自分の置かれた状況に不満があるからだと読んで取れます。
シングルファーザーはコミュニティで肩身が狭い
自分自身の肩身の狭さはともかく、子供が子供同士の付き合いの中で肩身の狭い思いをするのは耐え難いものがあります。
今の場所から引っ越すことも考えましたが、それをしてもシングルファザーを続ける限りコミュニティの中でまた、同じ扱いを受けることになるのではないか?
それならここで、状況を変えるしかない。
それをしなければ何も変らない。つまり、もう一度がんばって両親の揃った家にしたいと思い、相手探しを真剣に考えるようになったのです。
シングルファーザーでもFacebook・Twitterで出会い
ただ、頑張るといってもこればかりは相手のあることです。相手との縁がなければ何も始まりません。
まずは縁を作ることから始めるには何をすればいいか、婚活サイトを含めいろいろ考えました。
知り合いがフェイスブックを通じて知り合った女性と実際に会うようになり、かなり本気の付き合いをしていることなどは参考になりました。
それでまず、ブログと並行してSNSのTwitterとFacebookにアカウントを作りました。
コミュニティブログにアクセスしてくれる女性
住んでいるコミュニティに対する自分不満のはけ口で作ったブログは幸いにして、地域を知る人から人気を博していました。私の住むエリアはいわゆる東京の下町で、マイナーといえばマイナーといえる地区にあり、同じ東京でも都心や山の手に住む人は地名さえ知らない町とも言われています。一言でいって、おくれた町です。
それだけに、このエリアに詳しいというだけで、ある種の親近感さえ湧いてくるものを禁じえない部分があります。単にブログでありながら、コメントを寄せてくれる人の間には連帯感のようなものが、5年の間に出来てきているのを感じていました。
そうした読者の中に、週末になると私が住む町を自転車で訪ねてくる女性が、一人いました。文面から、地方出身で私の住まいから数キロ先の街に住み、子育てをしながら専門職的な職業に就いている事が、なんとなく分かる以外、詳しいプロフは頂いていませんでした。
Twitterにもアクセスしてくれた女性はシングルマザーだった
それがTwitterのアカウントにもアクセスしてくれたことで、詳しいプロフを知ることになったのですが、シングルマザーだったのです。年も比較的近く、何より先に書いたように、マイナー極まりないエリアに対して興味を持ってくれている、他の地域に住む人は極めて珍しい存在でもあるだけに、それだけで親近感を抱くのに時間はかかりませんでした。
また、ブログを書くプロセスで、自分の街でありながら私にも分からないことがまだまだ、たくさんあることを再認識することも多いだけに、週末自転車の機動力を生かして私でさえ知らない店を開拓して、寄せてくれるコメントは貴重な情報源にもなっていました。
それで今までに探し当てたお店で、一番好きな店はどこかと聞くと、そこは私もよく知るお店でした。
時間を作ってとある週末、その店で落ち合うことにしたのです。
Twitterで見た彼女の自転車
お店に行くと、Twitterの投稿画像で見覚えのある自転車が、店先に置かれていましたので、既に店内にいるんだなと思いました。勝手知った店で自己紹介をするまでもなく、ブログとTwitterで話は十分していましたし、なにより、その店のマスターも奥さんも懇意で私のブログを読んでくれていましたから、半ば応援団的に交際を後押ししてくれる状況がすぐ出来ました。
お互いの境遇が似ていることもあって、その後の交際はスムーズに進み、今では子供を交えた付き合いを自然に出来るまでになりました。
シングルファーザーでもFacebookやTwitterで出会える
現実のコミュニティの中で、シングルはまだまだ肩身の狭さを味わう機会が多いと思います。とりわけ年寄り世代からの理解はなかなか得られず、ともすれば意地悪を受けたりしてする経験もされているんじゃないかと思います。
しかし、FacebookやTwitterのようなSNS、ネット上ではそうした状況を助けてくれようとする人も見つけやすいので、まずは自分の状況を匿名でもいいのである程度晒してみるのも、一法だと思います。それを読んでくれた人たちの中から応援団を作ると、交際はしやすくなると思います。
マサシさん、ありがとうございました。
シングルファーザーとして、再婚を目指している男性にはとても希望がもてるエピソードだったのではないでしょうか。
これを読まれている皆様にも、素敵な出会いがありますように。