こんにちは。annです。
今回は「自分で無料でできる占術」として、「ルーン占い」について書きたいと思います。
まず、ルーン占いってご存知ですか？
ルーン占いは、24のルーン文字と何もないルーンを合わせて占う占術です。
ルーン文字にはそれぞれの意味があり、この文字が刻まれた石やカードを用いて占いをします。
ルーン占いは、恋愛のことも、お仕事のことでも、自由な占い方ができるので、
他の統計学的な占術とは違った魅力を感じます。
私が大好きな占術の一つです！
そこで今回は、ルーン占いの基礎知識から占いを実生活に生かす方法まで、解説していきます。
初めてルーン占いを勉強すると言う方も、是非参考にしてみてくださいね。
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1.ルーン占いの基礎知識
1-1ルーン占いとは
ルーン文字は1世紀頃、ゲルマン(現在のブリテン島やドイツ)で使われていました。
ルーンの使い方は
- ルーン文字を使った占い
- 魔術師が石にルーン文字を刻み、護符として身につける
大きく分けて2種類あります。
現代ではこのルーン文字を刻んだ
- 木片
- 石(パワーストーンやプラスチック)
- タロットやオラクルのようなカード
これらを用いて占うことがほとんどです。
ルーン占い用のグッズも売られていますが、自分で紙にルーンを書いて占うこともできますよ。
占い方は2通りあり、
- カード占いのように決まった位置に並べる(スプレッド)
- 布の上に全てのルーンを出し、表を向いたルーンだけを解釈する(キャスティング)
しかし、きちんとしたルールはないため、形式にこだわる必要はありません。
またルーン占いは、文字から質問の答えを推測していくため、豊かな想像力が不可欠となるでしょう。
1-2ルーン文字の起源
ルーン文字は1世紀頃にゲルマン圏で使われていました。
しかし、この起源となる文字は、紀元前1300年頃の第二青銅器時代から使用されていたようです。
当時はインドやユーラシア大陸で使われていました。
「ルーン」と言う言葉の語源は
- 秘密や謎」を意味するコート語
- ドイツ語のささやく(Raunen)と言う言葉
この二つの説があるようです。
現代では神託を得るものとして使われるこの文字は、太陽信仰や呪術、宗教的なものと結び付けられていました。
その証拠に、木や石にルーン文字を刻んだものが遺跡として残されています。
この石や木片は願望成就や魔除けのお守りとして、人々に重宝されていたようです。
ルーン文字は時代や地域により違いがあり、日本では「エルダールーン」と呼ばれる形式を使用。
ルーン占いでは、このエルダールーンと空白のルーン1つ、合計25のルーンを使って占います。
2.ルーン文字が持つ意味とは
2-1ルーン文字の意味(1)
- フェオ(FEOH)：所有や家庭、お金や財産を現し、愛や成長と言う意味も持つ
- ウル(UR)：刺激や闘志を現すが、独りよがりで強引と言う意味もある
- ソーン(THORN)：北欧神話に由来し、トゲやいばらを意味する。プライドや執着、衝動と解釈されることも
- アンスール(ANSUR)：北欧神話の最高神「オーディーン」から神を表していたが、知性やコミュニケーションと解釈するようになった
- ラド(RAD)：移動や乗り物、旅を表す
- ケン(KEN)：暗闇を照らす炎、勇気や情熱を意味する
- ギューフ(GEOFU)：「gift」の語源であり、愛情や贈り物を意味する。ラブルーンと呼ばれることも
- ウィン(WYNN)：心から沸き上がる喜びや充足感を表す
- ハガル(HAGALL)：自然の驚異やハプニング、アクシデントを意味する
- ニイド(NIED)：英語の「need」の語源。欠乏間や束縛を表す
- イス(IS)：メンテナンスやリフレッシュ、停滞を表す
- ヤラ(JARA)：一年を意味し、収穫や努力が実ることを表す
2-2ルーン文字の意味(2)
- ユル(YR)：破壊と再生、終わりと始まりを意味する
- ペオース(PEORTH)：偶然やチャンスと言う意味があり、ギャンブルを象徴する
- エオロー(EOLH)：仲間の助けや友情を表す
- シゲル(SIGEL)：太陽の象徴であり、やる気や活力を表す
- ティール(TIR)：北欧神話の軍神「テュール」に由来し、勝利や戦略、男性性を意味する
- ベオーク(BEORC)：包み込むような母性、愛や成長を意味する
- エオー(EOH)：馬の象徴であることから、移動や変化を表す。周囲の支えと言う意味も
- マン(MANN)：「man」の語源であり、人間関係やチームワーク、支え合いを意味する
- ラーグ(LAGU)：直観力や感受性、女性性を意味する
- イング(ING)：北欧神話の豊穣の神「フレイ」に由来し、実りや完了、結果が出ることを表す
- オセル(OTHEL)：習慣や伝統、故郷を意味する
- ダエグ(DAEG)：「∞」の形をしていることから、一日のサイクルやルーチンワークを表す
- ウイルド(WIRD)：「ブランクルーン」と呼ばれる空白のルーン。運命や転機を表す
3.ルーンを使った恋愛・仕事占い
3-1基本はワンオラクル
ルーン占いに決まった占い方はありませんが、最初は一問一答(ワンオラクル)から始めると良いでしょう。
占い方は
- ルーン文字が書かれた石やカード、木片を用意します
- 石の場合はポーチや巾着に石を入れ、気になる石を一つ取り出しましょうカードの場合は、他のカードリーディングのようにカードを1枚引いてください
- ルーン文字に込められた意味からメッセージを受け取ります
例えば
- 彼とお付き合いできる？
- 彼との結婚はありえる？
- 契約社員から正社員になれるだろうか
- 職場の人間関係の悩みは解決するだろうか
このような質問に対するアドバイスを得ることができます。
ただし、質問はシンプルなものにしましょう。
- 結婚できるのはいつ？
- 運命の人とはいつごろ出会えるのか
- どんな資格を取れば転職に有利になるか
- 自分の才能が開花するのはどんな職種か
このような質問であれば、いくつかルーンを使ったリーディング(スプレッド)が適しているでしょう。
3-2ルーンを使ったリーディング
ルーン占いでリーディングをする場合も、カードリーディングのようなスプレッド(展開法)を使うことができます。
基本的なスプレッドの例として
- 現状(今起こっている出来事)
- 対策(問題を解決するために必要なこと)
- 近未来(数ヶ月以内に起こるであろう出来事)
- 障害(問題解決の原因となるもの)
- 高次元からのメッセージ(神様や天使と言った高次元の存在からのメッセージ)
この5つのルーンからアドバイスを得ることができるでしょう。
このほかのカードリーディングのスプレッドも使用できます。
しかし、ルーン占いのルーンは25。
一方、タロットカードは78枚から構成されています。
カードリーディングのスプレッドを当てはめるのなら、カードの枚数が少ないものを選びましょう。
また、ルーン占いにルールはありません。
占いに慣れてくれば、オリジナルのスプレッドを作ってみましょう。
いかがでしたか。
今回はルーン占いの基本知識から、リーディングの方法についてお伝えしてきました。
ルーン占いは他の占いと比べ、神秘的な要素が多く含まれているように感じます。
また、タロットカードよりも少ない文字で占うことができ、文字の意味を覚えるのも簡単。
自由に解釈ができ、決まりきったリーディングもないため、占いやスピリチュアルに興味がある方におすすめです。
是非、ルーンを使ってメッセージを受け取り、今後のビジネスや転職に役立ててくださいね。
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